R Antiques

NEWS

芹沢銈介 買取させていただきました

10 .25 .2024

鎌倉の骨董屋R antiquesです。
芹沢銈介の作品を藤沢市在住のお客様から買取させていただきました!

芹沢銈介は静岡県に生まれた日本を代表する染色家のひとりです。
実家は名古屋〜東京までの東海道筋で最も大きな呉服太物商店であったそうです。

幼い頃より絵への興味と才能があり、画家を志し、美術学校への進学を夢見ていた芹沢ですが、隣家からの類焼により実家が全焼。その影響は大きく、芹沢は美術学校への進学を断念。東京工業高等学校(現・東京工業大学)興行図案科に進学することとなりました。

30代になった頃、民芸運動の主唱者である柳宗悦の連載「工藝の道」を読み、芹沢は深い感動を受けます。以後、芹沢は柳を師と仰ぎ、民藝協会の主要メンバーのひとりとして活動していくこととなります。
柳の論文に感銘を受けた翌年のこと、大礼記念国際振興博覧会に柳らが出品した「民芸館」を訪れた芹沢は沖縄の紅型の風呂敷に強い感動を覚えました。柳宗悦に紅型、立て続けに起こったこの出会いは間違いなく芹沢の人生のターニングポイントと言えることでしょう。

60代の頃にこれまでの活躍が認められ「型染絵」が重要無形文化財に指定。芹沢は保持者として、人間国宝に認定されることとなりました。

今回、買い取らせていただいた「春夏秋冬」と「東西南北」は芹沢らしい、メリハリのある新鮮な色使いに豊かな筆使いの活きた作品となっており、見ていて楽しい逸品です、、。

R antiquesでは芹沢銈介の買取も行っております!
鎌倉、逗子、葉山、藤沢、辻堂、茅ヶ崎、平塚、大磯、小田原などの地域の骨董品の買取も行っておりますので、何かございましたらお気軽にご相談ください。

>>0467-23-6172<<

→LINEでのご連絡←

→買取詳細ページ←